Nonlinearcircuits DelayNoMore 3 [PCB基板+パネルセット]
[中級者向け] Intermediate
Delay No More 3は、カラオケ機器のエコーなどで使われる凡用PT2399ディレイ用集積回路を3つ利用して相互に影響し合う様に設計したモジュールです。各ステージのディレイタイムはそれぞれCV制御されており、各ステージ自体と前ステージのフィードバックコントロールが設けられてます。使用にあったっては、入力信号を1〜3の入力にパッチし、3つの出力を使用して異なる信号を取得できます。入力の2行目はジャックスイッチによって各ステージの出力を次のステージの入力に信号を転送します。したがって、ディレイを個別に使用する場合は、これらの入力を使用して集積回路間のディレイループを解除する事ができます。
PCBには、バクトロール素子の光依存性抵抗と並列に凡用の0805抵抗を配置するための実装パッドがあります。これは、ディレイタイムを抑えるための調節用の抵抗で、どの程度ダサくて平凡な感じにするか、または狂気に満ちた制御不能モジュールにするかを決めるのはビルダー次第です。
各ディレイステージに分けて単独使用できるため、モジュールをトリプルディレイまたは3ステージディレイとして使用できます…が、元ネタのDelayNoMoreと同様に、ディレイとしてはおふざけ回路ですので、優れたノイズモジュールと思って頂ければと思います。元ネタとの大きな違いは、2つではなく3つのディレイステージがあり、1つではなく3つのステージすべてをCVで制御できます。前述の通り、ステージ自体は個別に制御できます。
ビルドノート・部品表の日本語版を印刷して同封いたします。